2D顔出看板の可能性をボードゲームで考える。
皆様こんにちは。
ニシユキテンの中の人です。
2015年がスタートして、もう1ヶ月が終わりそうですね。
2014年は仏像の2D顔出看板を本格的にスタートさせた年でした。
2015年はさて、何に取り組もうかとミーティングの連続の中、とあるイベントのお誘いがありました。
facebookではフライング投稿をしたのですが、現在、3月21日に新庄村のとある場所でイベントを計画しております。
そちらの会場の方から提案いただいたのは、ニシユキが過去に行っていたボードゲーム、1分の1の人生ゲームみたいなものをして欲しいとのこと。
今から12年も前の2003年に行った、1分の1の人生ゲーム。
会場には人が一人が立てるぐらいのサイズのマスが並べられています。
当日は、このマスを一緒に考えるワークショップも行いました。
ニシユキは人生インストラクターとなり、ゲームがスムーズに進行するようにナビゲートしていきます。
参加者は人生ゲームのコマとなり、車に見立てた箱を肩からかけながらみんなで考えた人生のマスを進んでいきます。
最終的には1番稼いだ長者番付をつけてゲームは終了。
2005年には奉還町商店街でも行いました。
ニシユキテンの紹介をするとき、1分の1人生ゲームは皆様、とても興味を持ってくださいます。
「なにそれ!?」
「やってみたい!!」
とのありがたいお言葉を頂くこともあります。
ニシユキもまたいつか機会があればと思っていたところ、1分の1人生ゲームをするのには十分な広さの会場を用意していただけるお話が舞い込んできました。
しかし、2003年の人生ゲームをもう一度行うだけでは面白くない。
できれば、昨年から本格始動した仏像の2D顔出看板と絡められないだろうか。
なら、顔出看板で仏像に扮してゲームを行えばいいのではないのか!?
いっそのこと内容を大幅に変更してしまおう!!
プライベートで最近はまっている、ボードゲームを人間サイズでできないだろうか!!??
と、言うことで、人生ゲームの枠から飛び出して、2D顔出看板を使ったボードゲームが出来ないものか!?が2015年の取り組みとしてスタートしました(前置き長い・・・)
ボードゲームは、人生ゲームやすごろく、将棋など日本人にはなじみのあるものから、昨今人気の人狼(タブラの狼)に代表されるようなドイツゲームと呼ばれるものまで幅広くあります。
それらのボードゲームの中から、2D顔出看板としてプレイできそうなゲームをいろいろと考察してみようと思います。
先日のミーティングで考察したのはダンシングエッグというボードゲームでした。
□ ダンシングエッグ(Eiertanz)
ダンシングエッグは2003年にドイツのHABAというメーカーから発売されたボードゲームです。
ゲームデザイナーは、Robert Fraga (ロベルト・フラガ)。
ゲームの内容としては、
「机で跳ねさせてからキャッチ」や「早く机の周りを走る」などの様々なアクションが描かれたサイコロを1人ずつふっていきます。
そして、そこに描かれたアクションを1番始めに達成できた人がタマゴを獲得できます。
獲得したタマゴは、腕や首などの身体の部分が描かれたもう1つのサイコロを転がし、その部分にタマゴを挟み込みます。
それらを繰り返して、タマゴを落としてしまった人が負け、1番タマゴを獲得した人が勝ちとなるゲームです。
このゲームは、タマゴをゲットしようとしたらどんどんと不自然なポーズになり、そのぎこちない動きに思わず笑ってしまう、子どもも大人も楽しめるボードゲームです。
2D顔出看板でボードゲームを行う時に1番始めに考えたことは、なぜ人間がコマになるのか?ということでした。
2D顔出看板は、簡単に言えば、簡易的なコスプレ体験です。
仏像の2D顔出看板をつけることは、仏像コスプレ体験をしていることになるのです。
体験をすることにフォーカスすると、2014年にネイロ堂さんにて参加させていただいた『ほとけさまつり ーほとけさまと遊ぶ至福の3日間ー』にて2D仏像顔出看板で行った、展示・撮影のスタイルは1つの理想のカタチになったような気がします。
そして、ダンシングエッグの動画を見てもらうと分かりますが、このゲームは、ボードゲームの中では非常に動きがあるゲームになってます。
タマゴをキャッチしたり、机の周りを一周したり・・・
とてもスピーディーにゲームが進行していきます。
「静」から「動」へ。
2D顔出看板をボードゲームにするときには、ダンシングエッグほどではないにしろ、動きのあるゲーム内容にしたいと考えています。
例えば、座禅をさせたり、修行をさせたり・・・
2D顔出看板をつけたまま、様々な格好をさせるのも面白いかもしれません。
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