2D顔出看板の可能性をボードゲームで考える。ゲーム背景について。
みなさまこんにちは。
ニシユキテンの中の人です。
前回お知らせした「2D顔出看板の可能性をボードゲームで考える。」について、いろいろとリアクションを頂きましてありがとうございました。
前回もお知らせしましたが、現在、2D顔出看板を使ったボードゲームが出来ないものかと検討しています。
本日は、今の段階で膨らんでいるゲーム背景についてお知らせしたいと思います。
まず、2D顔出看板を使ったボードゲームを作る際に、ゲーム全体の背景から考えました。
全体図が見えないと、看板制作にもとりかかれませんし、前回もお話ししました「顔出看板はコスプレである」理論から言いますと、役になりきって100%楽しむためには、ゲーム全体の背景というものはとても重要なものになると考えています。
何度もニシユキとミーティングを重ね、様々なストーリーが出てきました。
自分自身が悟りをひらくまでを描いた、ブッタ人生ゲーム、様々な仏像に扮して徳を増やしていくゲームや、仏像同士で戦い合うなどなど。
ゲームにすると、内容が辛いものから、そもそもゲームにならないものまで。
今回のボードゲームのゲーム背景を考える上で絶対に考えなければならないコトが2つありました。
1つは、顔出看板を利用して自分自身がゲームの中のコマになれるコト。
そして、仏像の世界観からズレていないコト。
それらをふまえた上で、現在考えているゲーム背景は、「薬師如来と十二神将」です。
仏像について詳細に調べたわけではないのですが、薬師如来には十二神将という、薬師如来の世界と薬師如来を信仰する人々を守る12体の神様がいるそうです。
十二神将はそれぞれ7,000人の眷属(部下)がおり、合計84,000人の眷属の数は、人間の煩悩を表しているそうです。
薬師如来を信仰する人々に襲いかかる煩悩と、十二神将とのストーリー!
襲いかかってくる煩悩にどう立ち向かうのか!?
煩悩に犯されてしまった人々はどうなってしまうのか!!??
考えるだけでワクワクしてきます!(・・・しませんか?、しますよね!?)
煩悩に襲われるというのは、どのようにボードゲームで表現されるのか?
何かに襲われる、追いかけられるボードゲームはないだろうかと調べてみると、お化けに襲われる「ヒューゴ」というゲームがあるそうです。
□ ヒューゴ (ミッドナイトパーティー)
ヒューゴは1989年に原作であるミッドナイトパーティーが発表されています。
ゲームデザイナーは、Wolfgang Kramer (ヴォルフガング・クラマー)。
内容としては、洋館でパーティを楽しんでいる自分のコマを、猛烈な速度で追い掛けてくるお化けのヒューゴに捕まらないように11の部屋に逃げ隠れさせるゲームです。
1人ずつ、かわりばんこにサイコロを降っていき、自分のコマをお化けであるヒューゴに捕まらないように部屋に避難させます。
しかし、サイコロにはヒューゴのマークの面があり、ヒューゴのマークが出てしまうと、どんどんとヒューゴが追いかけてきます。
ヒューゴに捕まってしまうと地下に閉じ込められてしまいます。
最終的に、すべてのコマが部屋に隠れる、もしくは、ヒューゴに捕まって、動かせるコマが無くなれば終了。
それぞれの部屋に割り当てられたポイントで競います。
ヒューゴがどんどんと迫ってくる中で、他のプレイヤーのコマの配置を考えて、どの部屋に逃げ込めるのか!?
ハラハラとしたゲーム内容になっています。
お化けに追いかけられるよりも煩悩に追いかけられる方が精神的につらいような気もしないでもないですが。。。
現在、「薬師如来と十二神将」でゲーム内容を考えておりますが最終的には全然違うゲームになるかもしれませんw
完成しましたら、ぜひ一緒に遊びましょう。
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