【向源2018(東京)】第11回(全11回)「大丈夫!あとで、分かるから!」の巻
ある女性二人組が恥ずかしそうにしながらも、興味津々で顔出し看板をながめていらっしゃいました。
「どうする?やってみる?」
と、モジモジしながらも、顔出し看板の仏様達を眺めております。
「いかがですか? 是非、この機会に!」
と声掛けすると、「じゃあ…」とスタンバイされました。
如来、明王、天部の皆さんなど、色々と提案した中でお二人が選んだのは、十二神将の午と酉でした。
この二つの神将像は持物が必要なタイプだったので、激しい動きの瞬間をとらえた神将の穴の開いた部分に手を顔を装着した瞬間、
「これ、持って! いいから、これ、持って!!」
と、その時、たまたま会場にいらっしゃった蓮乗院の小瀧副住職と私が、しきりに持物の貝や剣をレディースに勧めます。
「えーー?なんでーー?」
と笑いながら言われるがままポージングをするレディー達。
「いいから、いいから、これ、持って!」
「あははは、なんでーーー?」
「大丈夫、あとで、分かるから!!!」
と、記念撮影。
数分間同じポーズで耐え抜いた後は、撮影したスマホの画面をみて、満足そうに大笑いしてくださいました。
ちなみに、小瀧副住職、体験しようかどうしようか迷っている方に、積極的に話しかけていくわけですが、
「舞台があなたを待っております!」
と絶妙な言い回しで声かけされておりました。
言われた方も、キラキラしてました…
以上が向源2018(東京)で体験した2日間の模様です。
ダイジェストにしては、大変ボリューミーな内容になってしまいました。
とはいえ、僧侶の皆さんや、ボランティアスタッフの皆さんと、もっとお話しがしたかったですが、帰りの飛行機の時間が迫っておりましたので、後ろ髪引かれる思いで会場を後にしました。
いやあ、本当に、この他にも、面白い瞬間が沢山ありました。
多くの方が携わっている向源。その一端に少しでも関わることができ、大変光栄でもあり、嬉しい瞬間でもありました。本当に、ありがとうございます。
また、お会いできる日を楽しみしております。
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