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2019-02-26

[ナムポケット3]神々しすぎる帝釈天様の巻

皆様、ごきげんよう。

2月17日に本願寺広島別院にて開催された「ナムポケット」の様子をお伝えしたいと思います。

■神々しすぎる帝釈天様の巻

仏像の顔出し看板を作るワークショップでは、色々な方に足を運んで頂きました。
その中で、たまに、「子どもと一緒に私もやるわ!」と、お手伝いしていると見せかけて、本気で挑んでくる大人の方もいらっしゃいます。
広島別院での会場では、とても印象的な女性の方がいらっしゃいました。

その方は、20代後半から30代半ばの女性で、お子様と一緒に参加して頂いたわけですが、最初のオーダーが、

「ええっと、2枚で、この子の分と、ええ、私の分で、ええ、本気でやります、その為に来ました。」

気合いの入れ方が、他の方とはちょっと違うなあ…と思いながら、ワークショップの説明をして用紙をお渡ししました。同時刻で、他にも体験されている方もいらっしゃったので、まんべんなく様子を見ながら、新規で参加される方用の新しいキットを準備したり、出来上がった顔出し看板の淵をカッターで切り取ったりして過ごしておりました。
そんな折、ふと、先ほどの女性親子の方を見ると…

あ、ガチのヤツだ…

瞬時に分かりました。
これは、玄人の描き方です。
しかも、なんとなく見覚えのある描き方です。

時々、声かけして様子をみていると、ちょっと鼻息荒くなりながらも、大変楽しんでおられるようでした。
そこで、分かったことは、美術系大学の油絵科卒のお方だった、ということでした。

ちなみに、私は油絵科卒ではありませんが、20代の頃まで油絵を描いておりましたので、影の描き方が、油絵を描いてたやり方そのものだったので、「やはりな!!!!(ニヤリ)」と親近感がぐっっと増したのでありました。

巨匠の完成した作品はこちらです。

ね、大変素晴らしいものが生まれましたね。
記念撮影をして、ご機嫌で会場をあとにされていました。
ご自宅のどこかに、神々しいお顔の帝釈天様が鎮座されているのでしょうか。
ありがたいことです。そして、またお会いできると良いですね。

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